オールスター競輪とは?選考基準やルール&歴代優勝者など

オールスター競輪とは?選考基準やルール&歴代優勝者など

ファン投票によって選出された競輪界のスターたちが一堂に集まる「オールスター競輪」。

GIの中でも独特の雰囲気を持つオールスター競輪では、過去に数々の名勝負や予測不能のドラマが生まれています。

オールスター競輪とはどんなレースなのか?選考基準をはじめ、独自のルール・歴代優勝者・ハプニングなど、他にはない魅力を解説します。

今最もおすすめの競輪無料予想

予想情報を提供するサイトは沢山ありますが、実績で選ぶなら「競輪オリンピア」を強くおすすめします。

数多くの予想サイトを検証してきた中、的中率&回収率は常にトップクラス。さらに、無料予想の収支も頭ひとつ出た存在です。

費用等は一切掛からないので、まずはご自身の目でお確かめください!

目次

オールスター競輪とは?

オールスター競輪は、実力と人気を兼ね備えた選手たちが激闘を繰り広げる夢の祭典です。

ここでは、オールスター競輪に出場するための選考基準・レースプログラム・開催時期・賞金について解説をします。

トップ選手が集まるGIレース

オールスター競輪が最初に開催されたのは1956年。

年に2回行われた全国争覇競輪(現在の日本選手権競輪)が、年1回に統一されたことから、春の祭典として「全国オールスター争覇競輪」が新設されました。

出場選手の選考基準

オールスター競輪とは?「出場選手の選考基準」

オールスター競輪の出場資格がある選手はS級S班・S級1班の選手で、出走回数24回以上が条件。約220名在籍するS班・1班の選手から、135人が以下の選考基準で選抜されます。

S級S班在籍者

S班の所属する9人は優先的に出場権を獲得。

オールスター競輪での3度以上の優勝歴

過去にオールスター競輪で3回以上の優勝歴がある選手は優先的に出場。但し、開催時にS級1班に在籍していることが条件。

その他、特別な優先事項

オリンピック出場・世界大会出場など、自転車競技の発展に寄与した選手は優先的に出場。

ファン投票上位50名

STEP1~3で選抜された選手を除いた、ファン投票上位50名を選出。

ファン投票1~9位はドリームレースへの出場権を獲得。オリオン賞はドリームレース不出場のS班選手が優先的に出場。S班以外はファン投票上位者が順番に出場。

平均得点上位者

開催年1~6月における平均得点上位者を選出。STEP1~4の選手と合わせて合計125名になるまで選抜。

選考委員会による特別選出

STEP1~5で選抜された選手以外で、選考委員会が推薦する10名を選出。

モト

特別選出は、オールスターでの実績がある選手・地元選手・地区毎に目立っている選手などが選出されるんだ

レースプログラム

オールスター競輪とは?「レースプログラム」

オールスター競輪は、競輪界唯一となる6日間開催。

  • 1~3日 10レース開催
  • 4~6日 11レース開催

女子オールスター競輪と同時に行われるため、1~3日目は10レースの実施となります。※2025年から女子オールスター競輪とは別日程に。

1日目
  • ドリームレース 1レース
  • 一次予選(1戦目) 9レース
2日目
  • オリオン賞 1レース
  • 一次予選(1戦目) 4レース
  • 一次予選(2戦目) 5レース
3日目
  • 一次予選(2戦目) 10レース
4日目
  • S級シャイニングスター賞 1レース
  • S級二次予選 6レース
  • S級選抜(1) 2レース
  • S級一般 2レース
5日目
  • S級準決勝 3レース
  • S級特選(1) 2レース
  • S級特選(2) 2レース
  • S級選抜(2) 2レース
  • S級一般 2レース
6日目
  • S級決勝 1レース
  • S級特別優秀 2レース
  • S級優勝 3レース
  • S級特選 3レース
  • S級選抜 2レース

1~3日目は一次予選、4日目は二次予選、5日目は準決勝、6日目は決勝。レースの内訳は上記の通りです。

決勝戦
  • 準決勝で3着以内
準決勝
  • シャイニングスター賞出場者全員
  • 二次予選3着以内
シャイニングスター賞(二次予選)
  • ポイント1~9位
二次予選
  • ポイント10~63位

決勝戦・準決勝戦・二次予選への出場条件は上記の通り。

決勝戦に進むためには、シャイニングスター賞・二次予選に出場する必要があります。

オールスター競輪優勝賞金と2着以下の賞金

オールスター競輪とは?「優勝賞金は年々上昇傾向に」
2024年に優勝した古性優作
着順賞金(副賞込)
1着61,000,000円
2着32,850,000円
3着21,800,000円
4着14,590,000円
5着11,398,000円
6着9,119,000円
7着8,069,000円
8着7,403,000円
9着7,032,000円

上記は2024年のオールスター競輪賞金表。

1着は本賞金5,900万円+副賞200万円。オールスター競輪は日本選手権競輪に次ぎ、2番目に高額な賞金のGIレースです。

ドリームレース・オリオン賞・シャイニングスター賞の賞金

着順ドリームオリオン賞一次予選
1着2,984,000円1,285,000円412,000円
2着1,910,000円935,000円349,000円
3着1,519,000円795,000円304,000円
4着1,297,000円655,000円281,000円
5着1,158,000円586,000円264,000円
6着1,032,000円528,000円250,000円
7着906,000円473,000円237,000円
8着795,000円432,000円226,000円
9着684,000円391,000円218,000円

ドリームレース、オリオン賞の賞金は上記の通り。

ファン投票によって選出されるドリームレース・オリオン賞は、通常の一次予選と比較すると高額設定。

着順シャイニングスター賞二次予選選抜
一般
1着2,072,000円499,000円472,000円
387,000円
2着1,060,000円422,000円410,000円
334,000円
3着919,000円359,000円358,000円
284,000円
4着792,000円322,000円319,000円
252,000円
5着668,000円301,000円294,000円
238,000円
6着598,000円284,000円270,000円
229,000円
7着528,000円269,000円256,000円
222,000円
8着461,000円256,000円251,000円
216,000円
9着405,000円249,000円246,000円
212,000円

シャイニングスター賞の賞金は上記の通り。

3日目終了時点の獲得ポイント上位者9人が出場するシャイニングスター賞。準決勝へのシード権も与えられているうえに、高額な賞金設定に。

優勝賞金は年々上昇傾向

賞金(副賞込)
2024年6,100万円
2023年5,900万円
2022年5,368万円
2021年4,694万円
2020年4,480万円
2019年4,400万円
2018年4,400万円
2017年4,400万円
2016年4,410万円
2015年4,410万円
2014年4,410万円
2013年4,000万円
2012年4,000万円
2011年4,000万円
2010年4,200万円

オールスター競輪の優勝賞金は、上昇傾向にあります。

競輪の売上が、最も低迷した2010年頃は4000万円前後だった優勝賞金。インターネット投票の普及によって、売上が上昇した2021年から賞金は急上昇。2024年は、副賞込みで6000万円を超えることに。

モト

競輪界全体の売上推移は以下を参考に。

レースはいつ開催される?

オールスター競輪の開催は「8月のお盆の時期」。

第1回開催である1956年から1969年の開催までは5月に実施。2年間の休止を経た1972年の開催から、9月の開催に変更。

現行時期の開催となったのは、松戸競輪場で行われた2016年から。他のGI開催との兼ね合いで8月へ移行し、現在は真夏の風物詩として定着することに。

オールスター競輪独自のルール

オールスター競輪には、他のGIとは違う独自のルールが。ここからはオールスター競輪に設けられた「独自のルール」について解説します。

帰郷制度による出場回数の差

オールスター競輪は6日間開催(5日間予選)のレースであり、「帰郷制度」と「出場回数の差」がある点が特徴。

レース時期開催
競輪グランプリ12月1日(単発)
全日本選抜競輪2月4日間
日本選手権競輪5月6日間
高松宮記念杯6月6日間
オールスター競輪8月6日間
世界選手権記念トーナメント10月4日間
競輪祭11月5日間

6日間開催となっているGIは3つ(日本選手権競輪・高松宮記念杯・オールスター競輪)。

日本選手権競輪、高松宮記念杯では、6日間で5回の出場となります。オールスター競輪においては、前半3日間の予選での成績(ポイント)が、100位以下となった選手は3回の出場で帰郷。

帰郷:開催途中にレースを終え、競輪場を去ること

また、予選成績64位以下となった選手は、帰郷こそないものの出場機会は4回。上位63位以内に入った選手のみ、5回の出場機会を獲得できます。

ファン投票結果によるシード権獲得

初日に実施される「ドリームレース」、2日目に実施される「オリオン賞」はファン投票によって、出場できるレース。

ドリームレース

ファン投票1~9位の選手が出場できるレース。

  • 獲得賞金額が高い(1着298万円、9着68万円)
  • 獲得ポイントが高い(1着18P、9着10P)
オリオン賞

ドリームレースに出場できないS班の選手が出場。残りの枠は、ファン投票上位の選手から優先的に選出。

  • 獲得賞金額が高い(1着128万円、9着39万円)
  • 獲得ポイントが高い(1着15P、9着7P)
着順ドリームレースオリオン賞一次予選
1着181510
2着17149
3着16138
4着15127
5着14116
6着13105
7着1294
8着1183
9着1072

ドリームレース・オリオン賞で、獲得できるポイントは上記の通り。

オールスター競輪の予選はポイント制。ドリームレース・オリオン賞に出場することで、予選を優位に戦えます。

ポイントによる勝ち上がり方式

オールスター競輪の一次予選は「ポイントによる勝ち上がり方式」。

1走目(ドリームレース・オリオン賞・一次予選1)と2走目(一次予選2)の合計ポイントによって、出場する二次予選のレースが決定。

順位出場レース
1~9位シャイニングスター賞
10~63位二次予選
64~99位選抜
100~135位一般

準決勝に進めるのは、シャイニングスター賞・二次予選のみ。一般に出場する選手は、最終日を待たず帰郷することに。

オールスター競輪の歴代優勝者や売上推移

ここからはオールスター競輪の歴代優勝者や売上推移など、歴史や記録を紐解いていきます。

オールスター競輪の歴代優勝者&開催場

開催年開催場優勝者
2025年函館
2024年平塚古性優作
2023年西武園眞杉匠
2022年西武園脇本雄太
2021年いわき平古性優作
2020年名古屋松浦悠士
2019年名古屋新田祐大
2018年いわき平脇本雄太
2017年いわき平渡邉一成
2016年松戸岩津裕介
2015年松戸新田祐大
2014年前橋武田豊樹
2013年京王閣後閑信一
2012年前橋山崎芳仁
2011年岐阜浅井康太
2010年いわき平山崎芳仁
2009年松山武田豊樹
2008年一宮伏見俊昭
2007年高知飯嶋則之
2006年花月園井上昌己
2005年名古屋神山雄一郎
2004年西武園神山雄一郎
2003年一宮村上義弘
2002年熊本松本整
2001年岐阜伏見俊昭
2000年高知児玉広志
1999年以前のオールスター競輪優勝者
開催年開催場優勝者
1999年甲子園神山雄一郎
1998年一宮山口幸二
1997年平塚神山雄一郎
1996年岐阜児玉広志
1995年熊本高橋光宏
1994年いわき平出口眞浩
1993年宇都宮神山雄一郎
1992年名古屋松本整
1991年高松坂本勉
1990年宇都宮滝澤正光
1989年静岡坂本勉
1988年岸和田中野浩一
1987年宇都宮滝澤正光
1986年伊藤豊明
1985年一宮高橋健二
1984年西宮吉井秀仁
1983年菅田順和
1982年高松松村信定
1981年立川井上茂徳
1980年中野浩一
1979年岸和田中野浩一
1978年西宮天野康博
1977年千葉谷津田陽一
1976年前橋藤巻昇
1975年前橋加藤善行
1974年静岡阿部道
1973年高松福島正幸
1972年大垣稲村雅士
1971年未開催
1970年未開催
1969年岸和田田中博
1968年一宮伊藤繁
1967年岸和田竹野暢勇
1966年一宮木村実成
1965年川崎白鳥伸雄
1964年岸和田高原永伍
1963年名古屋高原永伍
1962年川崎平間誠記
1961年名古屋吉田実
1960年川崎吉田実
1959年大阪中央中井光雄
1958年名古屋戸上守
1957年大阪中央西村公佑
1956年川崎石田雄彦

オールスター競輪最多勝はレジェンド神山雄一郎の5勝。

2位は3勝を挙げた中野浩一、3位は古性優作・脇本雄太・新田祐大らが2勝しています。

オールスター競輪の売り上げ推移

売上
2024年154億5641万400円
2023年132億1360万9100円
2022年128億4273万9700円
2021年117億8382万5600円
2020年117億7481万6400円
2019年109億1278万4500円
2018年114億1552万1000円
2017年106億7867万6100円
2016年107億2067万3900円
2015年111億8217万3300円
2014年113億4835万9800円
2013年108億4101万5200円

上記は決勝戦を含むオールスター競輪の総売上額。2021年までは横ばいでしたが、2022年から売上額が上昇。

売上増加の主な要因、新型コロナウイルスによるネット投票の普及。そして、競輪ファンが参加しやすい”お盆開催”も影響していると思います。

3連単出目と配当一覧

出目2連単3連単
20242,340円27,700円
20231,010円5,880円
20221,210円4,720円
2021690円5,280円
20201,940円6,210円
20193,500円32,580円
2018860円3,530円
2017880円4,860円
20163,020円16,580円
2015800円4,630円
2014660円7,300円
20136,370円55,170円
20121,290円11,530円
20111,930円23,050円
2010560円2,760円
2009880円4,850円
20081,450円8,710円
200711,710円172,960円
20064,910円26,430円
20053,840円16,160円
20041,370円6,150円
20033,750円17,980円

オールスター競輪で、3連単が発売された2003年以降の2連単・3連単配当と出目は上記の通り。

2010年に入ってからの2連単配当は3桁配当は6回、1000円台の配当は5回。3連単も4桁配当9回と比較的堅め。

ファン投票上位に入った実力者が、決勝戦に進みやすいプログラム。波乱度の低いGIだと言えます。

歴代ファン投票結果

投票1位勝者(投票順位)
2024古性優作古性優作(1位)
2023脇本雄太眞杉匠(13位)
2022平原康多脇本雄太(6位)
2021平原康多古性優作(16位)
2020脇本雄太松浦悠士(3位)
2019脇本雄太新田祐大(3位)
2018新田祐大脇本雄太(11位)
2017平原康多渡邉一成(11位)
2016新田祐大岩津裕介(18位)
2015深谷知広新田祐大(7位)
2014深谷知広武田豊樹(圏外位)
2013村上義弘後閑信一(28位)
2012深谷知広山崎芳仁(15位)
2011村上義弘浅井康太(19位)
2010村上義弘山崎芳仁(6位)
2009伏見俊昭武田豊樹(3位)
2008小嶋敬二伏見俊昭(7位)
2007小嶋敬二飯嶋則之(35位)
2006吉岡稔真井上昌己(40位)
2005武田豊樹神山雄一郎(2位)
2004吉岡稔真神山雄一郎(2位)
2003吉岡稔真村上義弘(3位)
2002神山雄一郎松本整(14位)
2001吉岡稔真伏見俊昭(4位)
2000神山雄一郎児玉広志(3位)

2000年以降のファン投票1位と勝者のファン投票順位は上記の通り。

  • ファン投票1位で、優勝したのは古性優作のみ
  • ファン投票51位以下で、優勝したのは武田豊樹のみ
  • ファン投票9位以内の勝率52%(13回)
  • ファン投票20位以内の勝率84%(21回)

勝つ可能性が高いのは、ファン投票2~20位以内の選手!

実際に起きた事件やハプニング

過去にオールスター競輪で起きた、とんでもない事件やハプニングをいくつか紹介します。

兄弟子から弟弟子への制裁

コメント

コメントする

目次