多額の賞金をかけ、体力の限りを尽くして走る選手たち。
グランプリでは1着と2着が変わるだけで1億円以上の差が。人と人との争いは綺麗ごとだけでは済まされません。
泥臭い人間ドラマが繰り広げられる競輪において、ファンから嫌われている選手・問題児とされている選手を徹底的に調査。ランキング形式で紹介していきます。
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嫌われる競輪選手の特徴
競輪ファンに嫌われる選手とは、どのような選手なのか?まずは、嫌われる傾向にある選手の特徴を紹介します。
ラインの裏切り

競輪予想をするうえで、最も重要となるライン。脚力が劣る選手がいても、強力な先行選手に引っ張って貰うことで、車券圏内に入ることが可能。
ラインを重視して車券を購入する競輪ファンにとって、ラインを裏切る選手は、競輪ファンにとって嫌うべき存在となります。
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ラインに関する細かい知識は以下で説明しているぞ


また、ラインの裏切りは選手同士の信頼関係を損なう結果にも。より多額の賞金を稼ごうと必死になる選手にとって、簡単に裏切る仲間は信用を失い、今後のチーム編成に影響を及ぼします。
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先行選手がバテた場合に、番手選手が捲ることは、暗黙の了解で認められているんだ
インタビュー対応


競輪は、ファンが車券を買ってくれることで成り立つ公営ギャンブル。ファンへ向けて情報発信を行うインタビューで、無愛想な態度を取る人物は嫌われる対象に。
- 態度が悪い
- 口数が少なく無愛想
- 負けると機嫌が悪い
レース前は機嫌よくインタビューを受けるも、レース後になると無愛想になる選手もチラホラ。
人間らしいと言えば、そうなのかもしれないですが、ファンあっての競技であることは自覚してほしいところ。
素行の悪さ


時代が昭和から平成、令和と進むことによって、素行の悪い選手は嫌われる傾向に。
- 男性選手による女性選手への性的被害
- 飲食店で起こした強制わいせつ行為
- 選手による八百長疑惑
- スマートフォンの持ち込み
今の時代はSNSをやる選手が多くなり、ふとしたことから炎上することも。バンクの外にいても油断は禁物、特にセクハラ・パワハラは要注意。
度重なる反則行為


7~9人の選手がバンクで勝ち負けを争うには、いいポジションを取ることが必須。
ポジションを取るためには、他の選手を外に押し出す、内に押し込むというせめぎ合いが発生します。ただ、これらの行為がいき過ぎてしまうと反則行為を取られることに。
反則行為を取られて失格となると、その選手の車券は泡と消える結果になり、嫌われる対象となります。
反則 | 内容 |
---|---|
押圧 | 内側を走る選手に対して、外側から衝撃や圧力を加える行為 |
押し上げ | 外側を走る選手に対して、内側から衝撃や圧力を加える行為 |
斜行 | レース中に斜めに走り、他の選手の進路を妨害する行為 |
内側追い抜き | 外帯線の内側を走行する選手を内側から追い抜く行為 |
主な反則は上記の通り。押圧・押し上げは、衝撃を加えた相手が落車、または致命的な不利を受けると失格となる。
常軌を逸した妨害行為


競輪は義理・人情を含んだ人間ドラマ。各選手が勝つために他者を妨害(ブロック)することも、醍醐味ではありますが、行き過ぎた妨害行為は興ざめすることに。
気性の荒い選手の場合、勝ち負け度外視でぶつかり合う光景も。
「喧嘩屋」と呼ばれる過度な妨害行為を行う選手は競輪名物となる一方、多くのファンからは嫌われ疎まれることにもなります。
嫌われた選手の末路
ファンから嫌われる行動をとり続けた選手はどうなるのか?嫌われ者の末路を解説します。
ラインを組めず単騎に
ラインを裏切る選手は、ラインを組めずに単騎での出走を余儀なくされることに。ラインを組むことで大きなメリットを享受できる競輪、単騎での出走は致命的となります。
- 番手以下の選手が捲る選手をブロック(先行選手)
- 先行選手が風除けになる(番手選手)
また、敢えてラインを組まずに、単騎を選択する選手もいます。単騎のメリットは以下の通り。
- 自分のタイミングで仕掛けができる
- 好きなポジショニングを取れる
但し、単騎を選択できる選手は実力者のみ。1人で仕掛けても勝負ができる脚力、好きなポジションを取れる判断力と技術が求められます。
競輪は原則として、ラインを組んだ方が有利。ラインを組めないことは不利に働くため、選手も滅多なことがない限り、ラインを裏切りません。
寺行き
素行不良・反則行為・妨害行為が酷い選手は「特別指導訓練」という名称の下、黄檗山萬福寺での合宿が行われます。
萬福寺で行われる訓練は、競輪の勉強ではなく、座禅などの精神修行がメイン。
- AM5:00
-
起床
- AM5:30
-
朝の座禅
- AM6:10
-
作務(寺の掃除)
- AM7:00
-
朝食
- AM8:30
-
お坊さんによる講和
- AM9:30
-
作務(庭の草むしりなど)
- PM0:00
-
昼食
- PM1:30
-
歩行訓練(散歩)
- PM2:30
-
運動・筋トレ&入浴
- PM6:30
-
夕食
- PM7:30
-
夜の座禅
- PM8:00
-
自由時間
- PM9:00
-
消灯
1日のスケジュールは上記の通り。体を動かす職業である競輪選手にとって、質素な食事・座禅などの”静の生活”は想像以上に苦痛なのだとか。
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受講料金は5泊6日で6万円。もちろん自腹での支払いだ
競輪の嫌われ者ランキングTOP10
現在の競輪界における「嫌われ者ランキングTOP10」を紹介。
なお、今回のランキングはSNSやネットなど、独自の調査によって「嫌い」の声が上がることが多かった選手をランキング。公式ランキングではないことを理解したうえでどうぞ。
第10位 脇本雄太


選手名 | 脇本雄太(わきもとゆうた) |
期 | 94期 |
生年月日 | 1989年3月21日 |
身長/体重 | 180.0cm/72.4kg |
出身/所属 | 福井県/福井競輪場 |
デビュー | 2008年7月12日 |
棄権 | 10回 |
失格 | 1回 |
優勝回数 | GP:1回 GI:8回 G2:2回 G3:16回 合計:66回 |
2022年のグランプリを制覇して、その年の獲得賞金額は3億円を突破。さらには、S級21連勝という日本記録保持者。「脇本雄太が競輪を変えた」と言われるほどに影響力を持った選手。
2023年のオールスター競輪では、肋骨5本・肩甲骨2ヶ所を骨折するという大事故を経験して、体調は低下。
一時期の脚力は失われているものの、2024年のGI競輪祭を優勝し、グランプリでは3着。棄権・失格も少なく、クリーンな走りで絶大な人気を誇る競輪界のスター。
そんな脇本雄太が、ファンから嫌われる理由がこちら。
脚力がありすぎて、ラインを分断してしまう
脇本雄太がファンは、脚力・能力の高さ故にラインを切ってしまうことがしばしば。まずは以下の動画をご覧ください。
2022年6月11日に行われた松戸競輪場の12レースS級準決勝戦。
脇本雄太は3番車椎木尾拓哉、7番車松田治之とのラインで先行。残り1周でスパートをかけますが、椎木尾・松田の2人は追走することが出来ず、差が開いてしまうことに。
レースは脇本雄太が1着となるものの、椎木尾・松田は着外となります。脇本雄太の強さが伝わる一方で、ラインが切れてしまった事で予想は困難に。
競輪はラインが重要となるスポーツ。
どのラインが主導権を奪うかで、結果がガラッと変わり、ラインのメンバー同士での車券が売れていく。
唯我独尊の走りを見せる脇本雄太の走りに対してこんな声が。



脇本が嫌い。いつも後方から車間開けて捲りに構えるから、ラインが崩れて予想ができない
強すぎるがゆえに他の選手との呼吸が合わない脇本雄太。怪物がゆえにファンから嫌われることに。
第9位 浅井康太


選手名 | 浅井康太(あさいこうた) |
期 | 90期 |
生年月日 | 1984年6月22日 |
身長/体重 | 180.0cm/75.0kg |
出身/所属 | 三重県/四日市競輪場 |
デビュー | 2005年7月8日 |
棄権 | 23回 |
失格 | 24回 |
優勝回数 | GP:2回 GI:3回 G2:1回 G3:34回 合計:78回 |
2015年、2017年の競輪グランプリを制して、2012~2018年まで8年連続でS級S班を維持。
2010年の競輪界で主役となった浅井康太。GI3勝を挙げ、2024年には通算勝利数500勝を挙げるなど、現在も第一線で活躍をするトップランナー。
そんな浅井康太が、ファンから嫌われる理由がこちら。
なりふり構わないレーススタイル
競輪選手であれば、勝ちたいのは当然。しかし、勝つために他の選手を過度に妨害することはご法度。
特に車券を買っている選手が、妨害されたとあれば、ファンの怒りは頂点に。浅井康太の勝ちにどん欲過ぎる姿勢は、時にファンから嫌われることに。



後ろから突っ込んで、他の選手を怪我させるし、失格も多い。横の動きも多くてレースを妨害しているのかと思う
現在はX(ツイッター)のアカウントを持ち、情報発信を行っている浅井康太。
18000人のフォロワーがおり、素の浅井康太が徐々に浸透中。好感度も徐々に上がっているようで、嫌われ者ランキングから名前が消える時がくるかも。
第8位 新田祐大


選手名 | 新田祐大(にったゆうだい) |
期 | 90期 |
生年月日 | 1986年1月25日 |
身長/体重 | 172.0cm/85.0kg |
出身/所属 | 福島県/いわき平競輪場 |
デビュー | 2005年7月15日 |
棄権 | 13回 |
失格 | 14回 |
優勝回数 | GP:0回 GI:9回 G2:2回 G3:14回 合計:62回 |
グランプリの勝利こそないもののGI9勝。グランプリよりも難しいとされている”グランドスラム”を達成したレジェンド。ラインを組まずにレースに挑むことも多い孤高の戦士です。
そんな新田祐大が、ファンから嫌われる理由がこちら。
- ラインよりも自分優先の走り
- インタビューが長い
見た目からも闘争心が表に出ている新田祐大。チーム戦である競輪において、自身が1着をとりたい気持ちが強すぎることで、ラインを考えずに走ることも。
新田祐大はマジでもう走らないで欲しい。F1適当にやってるとしか思えない。あんなレース無いやろ。やる気全く感じんかった。顔も見たくないレベルで嫌いだ。ライン組む意味も全く無いと思う。今後はこの人がいる番組はマジで買わない。#松戸競輪#単騎で走れ#引退してほしい
— tc-6 (@xxxtacrowxxx) September 11, 2024
勝ちたい気持ちが、人一倍強いがゆえに達成できたグランドスラム。その分、車券として予想が難しい存在となり、ファンから嫌われる結果に。



ラインは同地区の選手同士で話し合い、一番勝利に近い形で決める。自分と似たタイプの人がいた場合は、組まないこともあります
また、新田祐大には”インタビューが長い”という声も。
どのようにすれば勝てるのか?勝つ確率を高くするにはどうすればいいのか?誰よりも勝つ方法を考えている分、インタビューに思いが溢れてしまうのでしょうw
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2023年のよさこい賞争奪戦では、町田大我のインタビューが40秒。新田祐大のインタビューが1分40秒。差があり過ぎて話題になったんだ
第7位 山口拳矢


選手名 | 山口拳矢(やまぐちけんや) |
期 | 117期 |
生年月日 | 1996年1月26日 |
身長/体重 | 166.7cm/70.2kg |
出身/所属 | 岐阜県/大垣競輪場 |
デビュー | 2020年5月29日 |
棄権 | 5回 |
失格 | 4回 |
優勝回数 | GP:0回 GI:1回 G2:1回 G3:3回 合計:30回 |
1998年、2011年の競輪グランプリを制した山口幸二を父に持つ山口拳矢。
競輪界のサラブレッドとして2020年にデビュー、初めての開催で完全優勝をおさめると、5ヶ月後にはS級に昇格。
翌年には、特別競輪である共同通信社杯(G2)を勝利。2023年には、日本選手権競輪(GI)を勝利。S班入りを果たした若き天才です。
そんな山口拳矢が、ファンから嫌われる理由がこちら。
- 素行不良
山口拳矢の素行不良は様々なことで表沙汰に。
- 競輪学校で無期停学
- Xの裏アカウントで他選手を誹謗中傷した噂
競輪学校では、度重なる遅刻や門限破りなどを繰り返した事で無期停学。この処分に己を悔い改め、毎月のタイム測定と反省文を、競輪学校に送ったことで復学を果たします。
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入学期は113期、復学期は117期。2年近いブランクを経て復学したんだ。父山口幸二の存在がなかったら、復学できなかっただろうな
『ちぐまや』というXアカウントで、女性選手や後輩選手に対して罵詈雑言を浴びせていたことが発覚。「〇〇はバカだ」「〇〇をセ×レにしたい」などの投稿が大騒動に…
山口拳矢本人は、このアカウントについて事実を認めておらず、いまのところ処分はなし。
ルックスも良く、実力がある天才が、競輪とは関係のないところで、嫌われてしまうことは残念の一言。
第6位 小野俊之


選手名 | 小野俊之(おのとしゆき) |
期 | 77期 |
生年月日 | 1976年4月21日 |
身長/体重 | 175.0cm/85.0kg |
出身/所属 | 大分県/別府競輪場 |
デビュー | 1996年4月18日 |
棄権 | 31回 |
失格 | 32回 |
優勝回数 | GP:1回 GI:0回 G2:2回 G3:14回 合計:60回 |
1996年にデビューしたベテラン。その年にルーキーチャンピオンレースを優勝し、1年後にはS級に昇格。その後もGI・G2でもコンスタントに活躍すると2004年の競輪グランプリで優勝。
2022年には通算400勝を達成。A級に降格してからも、力強い走りを見せているレジェンドの1人。
そんな小野俊之が、ファンから嫌われる理由がこちら。
- レースでの過度な妨害行為
レースで頭突きをするシーンが代名詞であり、テレビ朝日系「マツコ&有吉の怒り新党」で紹介されたことも。有名なレースはこちら。
車券を買っているファンは、自分の買った選手が理不尽に妨害されることに強い嫌悪感を持つもの。棄権31回、失格32回とバンク内で暴れまくった小野俊之は、競輪ファンから嫌われる対象に。
本人は、脚力を無くした今も現役を継続。2024年後期にはグランプリ覇者としては初となるA級3班に降格。
力を失っても頑張っている姿を見せ続ければ、競輪ファンの見る目が変わるかも!?
第5位 古性優作


選手名 | 古性優作(こしょうゆうさく) |
期 | 100期 |
生年月日 | 1991年2月22日 |
身長/体重 | 168.0cm/77.0kg |
出身/所属 | 大阪県/関西サイクルスポーツセンター |
デビュー | 2011年7月4日 |
棄権 | 4回 |
失格 | 12回 |
優勝回数 | GP:2回 GI:8回 G2:0回 G3:13回 合計:47回 |
競輪界の中心人物で、グランプリを2度制覇(2021年・2024年)。
レースセンスが高く、勝てないレースでも確実に着を拾い、高いアベレージを誇る。2024年には歴代最高の獲得賞金となる3億8311万5596円を記録。車券を買う上で、最も信頼できる存在と言っても過言ではありません。
そんな古性優作が、ファンから嫌われる理由がこちら。
- レース巧者で実力が抜けている点
脚力・技術・コース取り、どの面を見ても隙のない古性優作。
番手でレースをするときは、完璧なまでに後続をブロックして封印。その隙の無さからファンも多いが、アンチも多くなることに。また、ライバルである郡司浩平との関係を心配する声も。
近畿のエース古性優作と南関東のエース郡司浩平、1期違いで同じ学年である2人はバチバチの関係。
1期上である郡司浩平に対して「郡司」と呼び捨てにしており、2024年11月23日に行われた競輪祭の準決勝ではある事件が…
最終周回のホームストレッチで進出してきた郡司浩平に対して、古性優作が強引に車を寄せたことで、郡司浩平・深谷知広の2人が落車。古性優作も失格処分となり、このレースは大波乱。
このレースを見たアンチ古性は爆発。強引なレースぶりを見たファンも古性を責める結果に。憎らしいほどの強さを誇る王者ゆえに、嫌われるのは仕方のないことかも。
第4位 諸橋愛


選手名 | 諸橋愛(もろはしめぐむ) |
期 | 79期 |
生年月日 | 1977年7月21日 |
身長/体重 | 172.0cm/75.0kg |
出身/所属 | 新潟県/弥彦競輪場 |
デビュー | 1997年4月13日 |
棄権 | 69回 |
失格 | 23回 |
優勝回数 | GP:0回 GI:0回 G2:1回 G3:8回 合計:49回 |
1997年にデビューして、2000年にS級に昇級。着実に実績を積み重ねると、2017年の共同通信社杯(G2)で特別競輪初勝利。同年のグランプリに出場し、S班を務めました。
そんな諸橋愛が、ファンから嫌われる理由がこちら。
- 好走度外視でケンカを売る気性の荒さ
追込屋としての拘りが強く、同地区の選手でも納得できる先行選手でないと後ろにつかないと公言。同地区の木暮安由とケンカするなど、気性の荒いエピソードは数知れず(平原康多の仲裁によって仲直り)。
その中で、伝説として語られるレースがこちら。
悲願のグランプリ出場を果たした諸橋愛。ゴール前で9番車浅井康太と衝突して転倒し、深谷知広・桑原大志らを巻き添えにして落車する事態に。
諸橋愛らしいレースではあるものの、バンク内外で尖りまくる姿は嫌いになるファンも多い。
第3位 南修二


選手名 | 南修二(みなみしゅうじ) |
期 | 88期 |
生年月日 | 1981年9月7日 |
身長/体重 | 170.0cm/80.0kg |
出身/所属 | 大阪府/岸和田競輪場 |
デビュー | 2003年7月10日 |
棄権 | 46回 |
失格 | 39回 |
優勝回数 | GP:0回 GI:0回 G2:0回 G3:1回 合計:29回 |
ビッグタイトルはないものの、長らくS級1班で走り続ける関西の問題児。2024年には通算300勝を挙げて、その力は衰え知らず。
そんな南修二が、ファンから嫌われる理由がこちら。
- 繰り返される暴走と自爆
追込屋の仕事を徹底しているのか、横を通る選手に激しいタックルを仕掛ける南修二。
相手を落車させて、自分も落車するという自爆戦法の持ち主。南修二の横暴なレースぶりは以下からご覧あれ。
過激に衝突しまくる乱暴なレースによって、ファンの車券を一瞬にして紙くずに。



競輪は特に義理と人情のギャンブルだと思ってます。ただ、南修二だけは嫌い
SNSでは、真っ当なレースをしてくれという願う投稿が。相手を妨害するだけならまだしも、自分も落車してしまっては本末転倒です。
第2位 稲川翔


選手名 | 稲川翔(いながわしょう) |
期 | 90期 |
生年月日 | 1985年2月20日 |
身長/体重 | 172.0cm/80.0kg |
出身/所属 | 大阪府/関西サイクルスポーツセンター |
デビュー | 2005年7月8日 |
棄権 | 28回 |
失格 | 39回 |
優勝回数 | GP:0回 GI:1回 G2:0回 G3:2回 合計:41回 |
端正なルックスで人気を博したイナショーこと稲川翔。
2014年の高松宮記念杯(GI)を制覇しており、2008年・2009年は全日本プロ選手権自転車競技大会のBMX種目で優勝。競技と競輪で活躍する選手です。
そんな稲川翔が、ファンから嫌われる理由がこちら。
- ケンカ上等の激しい気性
とにかく横への動きが激しい稲川翔。2024年には”10開催出場して、5開催で失格処分を喰らう”という離れ業を披露した問題児。反則行為のオンパレードでファンもブチ切れ。



失格まみれの稲川翔はとにかく嫌い!
SNSからはこんな声が…。勝つためにライバルと競り合うことは理解できても、無意味にぶつかりまくって恐怖心を与えるようなレースはやめてほしい。
第1位 大塚健一郎


選手名 | 大塚健一郎(おおつかけんいちろう) |
期 | 82期 |
生年月日 | 1977年10月14日 |
身長/体重 | 171.0cm/74.0kg |
出身/所属 | 大分県/別府競輪場 |
デビュー | 1999年4月11日 |
棄権 | 65回 |
失格 | 56回 |
優勝回数 | GP:0回 GI:0回 G2:0回 G3:4回 合計:65回 |
特別競輪での優勝歴はないものの、2014年の高松宮記念杯は2着。GIにあと一歩で、手が届くところまできたトップレーサー。
そんな大塚健一郎が、ファンから嫌われる理由がこちら。
- ケタ外れの棄権・失格回数
棄権65回、失格56回は競輪界広しと言えども断トツの数字。勝つために走っているのか、誰かを落車させるために走っているのか分からなくなる狂乱ぶりは、嫌われを通り越して競輪名物に。
大塚健一郎の代表作と言えるレースはこちら。
人気を背負っていたS班の2番車武田豊樹に執拗に絡む。一度離れても、何度も絡み挙句の果てに落車させてジ・エンド。武田絡みの車券を買っていたファンは、意味のない反則に激怒。
もう一つ、伝説の争いをご覧ください。
狂乱王大塚健一郎と暴走王南修二のタイマン勝負。完全に車券圏内から外れた場所で、ドンパチやり合う2人。結果的には仲良く落車して、何がしたいのか分からずw
ただただ暴れて、バンクを荒らす大塚健一郎。競輪界一の問題児と言えるでしょう。
まとめ
ここでは、ファンから嫌われている選手の特徴と、嫌われ者ランキングを紹介しました。
気性が荒すぎてレースをぶち壊す。能力が高すぎることで、他選手と折り合いがつかなくなる。人間同士が織りなすドラマチックな競技だからこそ現れる、嫌われ者の選手たち。
良くも悪くも、競輪界を盛り上げてくれそうです。
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